映画「シックスセンス」あらすじ

マルコムは少年精神科医であり妻のアンナとの生活も良好でした。

ある日バスルームに人影を見つけ開けてみると、マルコムが以前担当していたヴィンセントでした。

彼は痩せぎすでパンツ1枚で立ち、「両親ご離婚して10年経過してもオレは結局治らなかった」と言うとマルコムの腹を撃ち、その後自分の頭を撃ち抜き自殺しました。

マルコムはヴィンセントを救えなかったことを後悔します。

季節は流れ、ヴィンセントの事件からアンナとも疎遠になります。

ヴィンセントへの後悔から症例が似ている9歳の少年コールを気にかけます。

何故なら彼を救えばヴィンセントを救えなかったことへの後悔が和らぐような気がしたからです。

コールは母親と二人暮しで情緒不安定なせいか、学校でも孤立しています。

マルコムが書斎に行くとコールの声が聞こえてきます。

どうもラテン語のようで翻訳すると「闇の底より主に訴えかける」といった内容でした。

コールの周りでは不思議な現象が起きます。

マルコムはコールに自分の過去の秘密を話します。

すると心を開いたコールがマルコムに自分の秘密を話し始めました。

「死んだ人が見えるんだ。それはどこにでもいて普通に歩いて喋る。彼らは死んだと思ってないんだ。」と告白します。

マルコムはコールのこの言葉を初めのうちこそ鵜呑みにはしていませんでしたが、次第に信じ始めます。

何故なら昔、ヴィンセントとの会話を録音したテープを聞き直してみると、ヴィンセントが「ここは寒いな」と言ってマルコムが中座した時に、微かな物音がしているのです。

よく聞くと「ヨ・ノ・キエロ」(死にたくない)というスペイン語の声が入っていたのです。

ヴィンセントもまたコールと同じ、幽霊が見えていたのでした。

マルコムはヴィンセントと同じ心霊現象に悩まされているのだと思い、「幽霊はこの世に未練があるから留まっているんだ。望みを聞いたらいいんだ」とアドバイスします。

テントのなかに少女の幽霊が現れ、イキナリ吐き始めます。

コールは少女に「何が言いたいの?」と聞き、キラという少女と一緒にバスに乗り、1軒の家にたどり着きました。

そこは葬儀の真っ最中で、コールは弔問客に紛れキラと2階に上がります。

ベッドの下にキラは潜り込み、箱をコールに差し出します。

コールはそれをキラの父に渡すと、中にはVHSのビデオテープでした。

それにはキラが食べる食事に母親が洗剤を混入している現場が映っていました。

キラは毒殺されたのです。

そして妹もまた母親に毒殺されるのを心配して、この世をさまよっていたのです。

この一件で幽霊への対処方法が分かったコールは情緒が安定し、学校にも通えるようになりました。

2人は別れ際、コールはマルコムに(妻のアンナに)眠っている時に話すと良い、と言います。

マルコムはコールに、幽霊が見えることを母親に告白するよう促しました。

コールは母親に、祖母と母親しか知らない昔のことを話して、幽霊が見えることも告白すると、母親はやっと信じてくれました。

一方マルコムが帰宅すると、結婚式のVTRを再生しながらアンナが酔いつぶれています。

手から持っていた結婚指輪が転げ落ちました。

しかし、アンナの手にはしっかり結婚指輪がはまっています。
その瞬間マルコムは全てを悟りました。

自分もまた死んでいたこと、そしてヴィンセントを救えなかったことが気がかりでこの世にさまよっていた事を。

マルコムはアンナに別れを告げました。

映画「シックスセンス」感想

マルコムとコールの会話や仕草にたくさんのヒントが隠れており、一度見ただけでなく2度見ることで「なるほど!そういう事だったのか。」と唸ってしまう映画でした。

幽霊が見えるという設定と単なるオカルト映画を想像しますが、それだけで済ませれるようなものでなく面白かったです。

最後の最後になってマルコムが実は死んでいたという結末は驚きと共に、コールのマルコムの接し方があまりにも自然だったことにも驚いた。

何度か幽霊が出てきてましたが、マルコムと違いもっと怖かったりしていたので、まさかの衝撃が強すぎてエンディングではしばらく呆然としてしまう人が私だけではなかっただろうと思います。

たくさんのふしせんを散りばめて置いて最後に全てを回収する凄さでは、今まで見た映画の中ではナンバーワンです。

ここまでよく出来た映画はないのではないかと思います。

「どんでん返し」という言葉が1番よく似合う映画だと感じました。

何度見ても楽しめる映画はあまりありませんが、この映画は何度も楽しめそうです。