映画「悪魔の手毬唄」あらすじ

原作横溝正史、監督市川崑です。昭和二十七年、男女の愛の語らいから物語は始まり、金田一さんがお風呂のある旅館に入っていると、和尚やさんが入ってきて、手紙の代筆を金田一さんにお願いしたいと。自分は目がわるいからだめなんだと和尚や、引き受ける金田一さん。そこからあの音楽が始まる。旅館で、お世話になっている警部からの頼みで20年まえの事件を解決して欲しいと。警察に捜査を頼まれるなんできいたことないとでも引き受ける金田一さん。そこから殺人事件が始まる。ゆらのやすちゃん、にれのふみちゃん、手毬唄にそって殺人事件が起こっているのに気が付く金田一さん。和尚やさんも行方不明。頭を抱える金田一さん。和尚やのもとの嫁おはんの存在も気になる。かなおとさとこの母、リカさんを愛する警部、りかの元旦那の事件を警部は解明するためここに来た。リカには、かなおとやすちゃんを結婚させられない理由があり、それが殺人事件となったのだ。かなおはふみちゃんに言い寄られ、それもリカは許せない理由があった。なんとリカの死んだ旦那はなんとやすちゃん、ふみちゃん、さとこ、かなおの父親は青池げんじろうで恩田は同一人物、結婚は絶対にできないのだ。この残酷な現実を知っていたのはリカと和尚やだけだった。リカは和尚やも手にかけた。最後に残ったちえを殺そうとして、代わりにきたさとこをリカは自分の手で殺してしまう。金田一さんはこの悲しい事実に気が付いてしまう。なんという悲劇だろう。

映画「悪魔の手毬唄」感想

金田一耕助の凄く面白い作品の1つだと思います。若い人の純粋な感情がまぶしいですが、田舎でのこんな凄惨な殺人がおこるだなんで、岡山の総社を舞台にしていて親近感がわきます。金田一さんの優しい人徳と、推理する解き明かすたびに女好きの恩田=青池げんじろうの待ちがった生き方によって運命を狂わされた娘たちの悲しい現実。こんなことになったのはりかが元旦那を愛していたからだろう。女をさんざんもてあそんで、憎みきれたらこんなことにはなっていないだろうとりかは言っている。母親になろうとリカは女だったのだ。警部がリカさんが20年苦しんできたのだと怒る姿も印象的です。もう少し20年前にしっかり調べておいたらこんな事件も起こらな方きもします。もてあそばれた女がこんなにたくさんいて、げんじろうと恩田の同一人物説に唯一気が付いた金田一さんが真相に近付き、そして解明できたんだと思います。何度も見て面白いと思い、音楽も不気味さを引き立てています。